高齢犬、シニア犬のためのサプリメントとは

高齢犬・老犬が増えてきました

 ペットとしての犬は単なる動物ではなくて、家族の一員としてのとても重要なパートナーの役割をつとめています。近年、ペットの医療技術が進歩もあって、以前より犬は長生きするようになりました。つまり、高齢犬です。老犬とかシニア犬とも呼ばれたりします。1985年頃には犬の平均死亡年齢は6から7才でしたが、2016年では14〜15才とおよそ2倍近くになっています。

 

 人間の場合、高齢化によりさまざまな問題が起こっていますが、犬も同様に高齢化により、健康上の不具合を起こしやすくなってきます。本サイトでは、高齢を迎える犬の認知症について解説しています。

 

 

犬の年齢を人と比べてみる。何才からが高齢犬、老犬か?

 犬の年齢ですが、ドッグイヤーと言われるように、諸説はありますが、犬は人間のおよそ4から7,8倍の速さで年を取ると言われています。あっという間にシニア犬です。また、犬の大きさにより年の取り方の速さが違うとされ、小型犬よりもより大型の犬の方が、年齢を重ねる速度が速いのです。

 

<表 犬のシニア年齢と、年齢の換算、犬 vs 人>

犬 年齢

人 年齢

10才 (小型犬)

56才

9才 (中型犬)

52才

 7才 (大型犬)

54才

(参考文献)老犬との幸せな暮らし方、石井万寿美 著

 

小型犬を子犬から飼い始めて10年というのもあっという間のことですが、上表によれば人間で56才にもなっているということです。
人間でシニアというと、ざっくり60才というとイメージですが、上表から、シニア犬とは、およそ10才前後ぐらいと言えるようです。

 

一般的にはあまり聞いたことがありませんが、高齢の犬を、高齢犬シニア犬、あるいは老犬と呼ぶようです。定義は定かではないですが、犬の年令で10才(小型犬の場合は)を超えたあたりから老犬ということになるようです。
シニア犬になる10才を迎える辺りから特に犬の健康に気をつけたいところです。

 

 

高齢犬の老化現象

 犬も高齢になってくると、人間と同じように老化の現象が出てきます。老化の現象といってもさまざまなものがありますが、たとえば、次のような変化があります

 

おかしな行動をするようになった (犬の認知症の疑い)

 動作がにぶくなったり、寝てる時間が長くなった、という程度であれば、自然な老化現象といえるかもしれません。

 

しかし、夜鳴きが多くなった、トイレをよく失敗するようになった、など、ちょっと変だなという場合には、犬の認知症かもしれません。

 

犬の認知症は、次のように定義されています。

 

「高齢化に伴って、一旦学習することによって獲得した行動および運動機能の著しい低下が始まり、飼育困難になった状態」
(出典: 内野富弥, 獣医畜産新報JVM, Vol58,No.9,2005年9月号)

 

犬の認知症かどうかは、簡単なテストで判定することができます。
犬の認知症か確認するためのテストはこちら

 

 →犬の認知症の詳しい情報はこちら

 

 

毛の変化 (体の見た目の変化)

 毛があまり伸びなくなってきます。若い犬の時は、毛を刈ってもすぐに毛が伸びてきたのが、シニア犬になるとそうもいかなくなってきます。ゴールデンレトリーバー、ヨーキーなどの毛の長い犬種では、年をとってくるとあまり毛が伸びなくなってくるのです。
 また、老化とともに毛ツヤがなくなってきます毛並みが悪くなってくるということです。

 

動作の衰え (関節炎)

  若い犬の頃はなんともなかった階段をいやがるようになっていませんか?年齢を重ねてくると、足の衰えがでてきますが、関節炎という可能性があります。

 

 

高齢犬の老化の予防対策、そしてサプリメント

上記のような老化現象に対して、どのような予防対策ができそうかを書いてみました。

 

おかしな行動をするようになった (犬の認知症の疑い)

 犬が認知症になるのを予防するには、どうすればいいのでしょうか?

 

人間の場合、魚由来の成分であるDHA(ドコサヘキサエン酸)をとると、頭がよくなる、などといわれていて、また、人間の認知症の予防にも効果的ではないかと、メディアでも取り上げられています。犬の場合も、このDHAを与えることで犬の認知症の予防に期待できるようです。

 

<犬の認知症へのDHAの効果とは?>
 犬の場合において、DHAと犬の認知症改善の関係についての研究があります。これは、認知症の犬にDHAを与えると、犬の認知症の行動が減少する、というものです。 犬用のサプリメントとして、サントリーウエルネス社から犬用のDHAサプリメントが販売されていますので、それを試してみるのもいいかもしれません。

 

研究についての詳しい内容はこちら

 

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毛の変化 (体の見た目の変化)

 犬の毛並み、毛艶の維持のためには、まずは、犬の体を清潔に保つ、こまめにブラッシングをしてあげる、ということは大事なことです。これをしないと、愛犬の健康状態を正常に保つこともできなくなります。
 また、サプリメントを与えると改善が期待できる場合があるようです。食事に混ぜて与えます。サプリメントとしては、セサミンや酵素といったものです。これらは、老化現象を引き起こす「活性酸素」の産出を抑制する効果により、老化に伴う毛の変化への効果が期待できそう、というものです。

 

 セサミンの具体的な、活性酸素の抑制効果の説明はこちら

 

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動作の衰え (関節炎)

(1)体重を落とす
 まずは、足への負担を少なくするため、犬の体重を減らすのが、最も効果的です。体重が軽くなれば足への負担も減るからです。痩せている、ぐらいがちょうどいいのです。

 

(2)サプリメント、サプリメント入りフード
 ヒトの場合と同じく、グルコサミン、コンドロイチンといったサプリメントが関節炎に効くといわれています。グルコサミンは甲殻類から、コンドロイチンはサメの軟骨成分から作られたもので、関節、軟骨を保護し関節炎の炎症をやわらげたり、痛みに効果的といわれています。

 

 ヒト用のグルコサミンはテレビCMなどであまりにも有名ですが、その大手のサントリー社が、ペット用にもグルコサミンを販売しています。

 

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